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第2回 回転量
回転量とは
前回は「右回転・左回転」を説明しましたが、今回は回転量です。
「回転量」とは回転の進みぐあいのことですから「どこ(始点)」から「どこ(終点)」までと基準となる位置(始点)が必要です。
例えば「右足前(進)」ということは、基準(始点)の左足より右足が前に位置するのが右足前(進)ということと同様に、回転量は基準となる位置(始点)から右に○○回転、左に△△回転(終点)ということになります。
この始点は通常正立した時の足(体)の向きとし、両手を真横に伸ばした位置まで回転すれば1/4回転です。
例えば正立した位置を始点とし右肩を後ろに回して右足を左足と直角になるように置き(この場合、踵と踵をくっつけた方が理解しやすい。)、それから左足を右足に揃えると体は「右に1/4回転」したことなります。これが「内回り」の右1/4回転です。「外回り回転」もありますが、最初は内回りの方が理解しやすいと思います。最初は左右の踵やつま先をくっつけて回転量を確認しながら学習し、次に左右の踵と踵又はつま先とつま先の延長線上の交点が正しい角度を示せるように学習を進んで行くとよいと思います。

このようにダンスでは1周を8等分して回転量を示し(図2)、必ず第○歩目から第△歩目の間で右又は左に○回転しなさいと規定しています。前述の右1/4回転は、「第1歩目から第2歩目の間で右に1/4回転」したということになります。
ルンバ ・ ワルツ ・ タンゴ の 例
Rumba(ルンバ)のReverse Basic
Movement(リヴァース・ベーシック・ムーブメント)では、1小節目(2,3,41)の第1歩目から第3歩目までの間で左に1/8回転、2小節目(2,3,41)の第4歩目から第6歩目までの間で左に1/8回転、全体で左に1/4回転して完成することとなっています。
Waltz(ワルツ)のNatural Turn(ナチュラル・ターン)では、右足前進からの1小節目(1,2,3)(女性は2小節目)の第1歩目から第2歩目(女性は第4歩目から第5歩目。以下女性は読み替えのこと)の間で右に1/4回転 、第2歩目から第3歩目の間で右に1/8回転、合計右に3/8回転(外回り)、そして左足後退からの 第2小節目(4,5,6) (女性は1小節目)の第4歩目から第6歩目の間で右に3/8回転(内回り)で踊らなければならないこととなっています。
なお、Tangoの回転量は、各ステップ間(第○歩目から△歩目までの間)の回転量ではなくFigure全体(スタートからエンドまで)での回転量を示しています。
前回「回転量を正確に踊ってない人をよく見かけます。」と記述しましたが、このNatural Turnを踊っただけでその人のダンス技術の程度が解かると言われていますので、これからダンスを始められる方や初心者の皆様には、更なるご研鑚を尽くされるように希望します。 (いしい まさる) 2007.08.01.
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